2024/01/21
クアラルンプールのKLセントラル駅は、日本人建築家の黒川紀章の設計で、KLIAエクスプレス、LRT、KTMコミューター、KLモノレールなど、多数の交通手段が乗り入れしている、交通の要となる駅です。
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LRTでオールドタウンへ
KLセントラル駅からLRT(高架鉄道)に乗って、オールドタウンと呼ばれるエリアに行ってみることにしました。
途中、クアラルンプールの人気観光スポット「ペトロナスツインタワー」が見えました。初めてクアラルンプールに来たときに上に登ったので、今回はパス。
KLセントラル駅から二駅のマスジットジャメ(MASJID JAMEK)駅で下車。しばらく歩くと、「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」が見えてきます。
この建物は、1897年に完成した旧連邦事務局ビルで、イギリス統治時代に行政の中枢となった建物だそうです。時計台を含め、本当に美しい!目の前には、「ムルデカ広場」という広い広場があり、ここから写真撮影をしている観光客が多かったです。
角度によっては、ペトロナスツインタワーと、KLタワーも背後に見えます。
クアラルンプールの歴史を知ることができる「クアラルンプール・シティギャラリー」。
「I LOVE KL」のオブジェの前で、みなさん写真を撮っています。
元々、鉄道事務局の建物だった「テキスタイル美術館」。
こちらの建物も美しい外観です。マレーシアの民族衣装や刺繍、宝飾品などの展示があります。
同じ日に京都では雪が降っていたみたいですが、クアラルンプールは暑い!!最高気温が32℃くらいで、外を歩いていると体力を消耗します。テキスタイル美術館は無料で、館内にはベンチもあるので一休み。
チャイナタウンへ
時間は12時過ぎ。
観光と昼ご飯目当てで、チャイナタウンに行くことにしました。オールドタウンと隣接しているので、歩いて行けます。途中、クアラルンプール最古のモスク「マスジットジャメ(MASJID JAME)」が見えました。
マスジットジャメ駅の目の前にあるので、最初にこちらに行こうと思っていたのですが、絶賛工事中で敷地内に入ることはできませんでした。
土産物屋がたくさん入っているセントラルマーケットの横を通りチャイナタウンへ。
チャイナタウンに到着し、賑やかな音がする方向へ行くと…
2頭の獅子舞が舞っていました!旧正月の時期なのか、赤い提灯が飾られていて、爆竹の音も聞こえました。とても賑やか。
冠記でランチ
昼ご飯は、チャイナタウンで有名な「冠記」というお店に入りました。店の前に屋台が建ち並んでいるため、場所は非常に分かりにくいです(笑)。
お店は小汚い感じ、といっては失礼ですが、ローカル色100%で、地元の人でいっぱいでした。メニュー表を頼んだのですが無いらしく、「dry or soup?」と聞かれます。こちらは、「ワンタンミー・ドライ」なるものが有名らしいので、ドライを注文。
焼きそばみたいな麺の上にチャーシューが載ったものと、ワンタンスープが運ばれてきました。ワンタンミーは、見た目は濃そうですが、食べるとそれほどでもなく、美味しかったです。お値段7リンギット(約190円)。安っ!
チャイナタウン散策
お腹が満たされたところで、チャイナタウンを散策。まずは、三国志に出てくる関羽を祀った寺院「関帝廟」。
続いて、クアラルンプールで最大規模というヒンドゥー教寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院」。
クアラルンプールで最大規模のヒンドゥー教寺院がチャイナタウンにあるのが不思議。
靴を脱いで中に入ることができます(無料)。
チャイナタウンでは、有名ブランドのバッグや時計などを販売している店がたくさんあります。商品が無造作に置かれていることからも分かるように、もちろん偽物。
別の場所でも獅子舞が舞っていました。
チャイナタウンを一通り見たので、いったんホテルに戻ることに。チャイナタウンの最寄り駅であるパサール・セニ駅からLRTに乗って、KLセントラル駅に戻ります。パサール・セニ駅からのチャイナタウンとは反対側の眺め。
KLセントラル駅に到着し、ホテルへ戻る道の途中に、「OLD TOWN WHITE COFFEE」というカフェの看板が目に入り、2012年にクアラルンプールに来たときに、別の場所の店舗に入ったことを思い出して、懐かしくなって入ってみました。
「OLD TOWN WHITE COFFEE」は、マレーシアでは有名なコーヒーチェーン。アイスコーヒーを頼んだのですが、めちゃめちゃ美味しかったです。
この後ホテルに戻って休憩し、夕方5時半くらいに、クアラルンプール最大の繁華街「ブキッビンタン」へと出掛けました。
~続く