2024/01/21
東海道五十三次の終点の三条大橋。
この三条大橋の東側(川端通を渡った反対側)に、こんな銅像があります。
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京都生まれ京都育ちの友達曰く、「土下座像」として知られている銅像で、学生の頃は「土下座前に〇〇時集合」という感じで、集合場所にもなっていたそう。なぜ土下座をしているかは気にしたこともないと言ってました(笑)
ということで、ちょっと気になったので調べてみることに。
まず、彼の名前は「高山彦九郎」。
江戸時代後期の勤王思想家で、現在の群馬県太田市の生まれ。18歳の時に志を立てて京都にやって来て、三条大橋の上で御所に向かって礼拝をし、以後、京都に来るたびに御所の方に向かって拝礼をしていたため、その姿が銅像になったそう。
って、土下座してないやん!!
確かに、顔は下を向いてなくて、御所の方を向いています。
そして、ちゃんと「高山彦九郎先生 皇居望拝之跡」と書かれていました。
ちなみに、銅像が造られたのは1928年で、戦時中に一時なくなった後、1961年に再建されました。
かなり前から土下座、ではなく礼拝されているんですね。
とりあえず、土下座像は土下座をしていないことを友達に教えてあげました(・∀・)