2024/01/21
コロナウイルスでいまだに海外には行けずじまいですが、過去のフライトでまだブログに書いていないものがあるので、書き記しておきます(・∀・)
2019年秋に、関空→上海→シンガポール→香港→関空と飛んできました。
上海からシンガポールへは、大好きなシンガポール航空のビジネスクラスに搭乗♪
シンガポールから香港もシンガポール航空を利用で、しかも人生2度目となるファーストクラス!!
ウキウキが止まりませんでしたが、当日まさかの機材変更で涙が止まりませんでした(T_T)
専用チェックインラウンジ
通常、飛行機のチェックインは、空港内にずらーっと並んだチェックインカウンターで行いますが、シンガポールのチャンギ国際空港には、ファーストクラス・スイートクラス専用のチェックインラウンジがあります。
内部は高級感があり、まさにラウンジ!
利用客は他に1組くらいしか見当たらず、中に入ると、スタッフの方がすぐに近づいてきました。待たせないためなのか、友達と二人分のチェックイン手続きを二名のスタッフが迅速に行ってくれたのが印象的でした。
座っているだけでチェックイン完了♪
「SUITES」と記載された搭乗券と、「THE PRIVATE ROOM」と記載されたゴールドのラウンジ入場券を手にしただけで、テンション上がりまくり♪♪
今回のチケットは、今は取れなくなってしまったアラスカ航空のマイルを使って発券しました☆
専用の出国ゲート
チェックインが完了して専用チェックインラウンジを出ると、前方にファーストクラス専用の出国ゲート。
自動化になっていて、パスポートを機械に通して、あっという間に出国完了。
その先にある扉を開けると制限エリアで、すぐ近くにシンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」へと向かうためのエスカレーターがありました。
チェックインからラウンジにたどり着くまでの動線がものすごく短くて、あっという間!VIPが他の人とあまり顔を合わせることなく、ラウンジへと行けるようになっているんでしょうね。
シンガポール航空A380スイートクラス
搭乗するのは、シンガポール9:55発、香港13:55着のシンガポール航空SQ856便。
機材は、総2階建ての大型旅客機エアバスA380。
シンガポール航空は、ファーストクラスのうち、A380のファーストクラスを特別に「スイートクラス」と呼んで区別しています。
そして、A380のスイートクラスには、従来からある旧型と、改修によって近年増加しつつある新型があり、両者は完全に別物!
旧型スイートが1階にあるのに対して、新型は2階。そして、シート配列が旧型は横4席に対して、新型はなんと2席!
上の写真のように、新型スイートでは、シートとは別にベッドを作ることができ、席というか部屋になっています(;・∀・)
さらにダブルベッドとなるシートもあり、新型スイートの機材、ダブルベッドとなる座席を事前に確認した上で、フライトと席の予約をしていました♪
そして、いざ搭乗!
新型スイートは2階なので、ボーディングブリッジで2階に行くはずが、スイートクラスの案内が何故かエコノミーと同じく1階。
普通ならここで気づくところですが、テンション上がりまくりの私は、『機内前方にある階段を上がって2階のスイートへ向かう演出ね♪』と勝手に解釈し、気分アゲアゲで機内へ。
そこで、旧型スイートにご対面するのでした…(T_T)
なお、空港でチェックインしたのが搭乗前日だったため、その時点では機材変更の説明はありませんでした。
スイートクラスのシート
まさかの旧型スイートに呆然自失。機内入口で自席まで案内してくれたCAさんから「機材変更がありすいません」との謝罪を受けたものの、テンション激下がり。
友達がCAさんに「ダブルベッド楽しみにしていたのに…」と言うと、事前指定していた窓側の席ではなく、「真ん中の席でもダブルベッドにできるからそちらに変更しますか?」との提案があり、真ん中2席に座ることに。
席に着いてもテンション下がったまま呆然としている私に向かって友達が「また乗りに来たらええやん。次回、新型に乗ったら新旧乗り比べできるで」と言った一言で、「確かに!それいいな!」と気分も上向きに(←単純)
気を取り直して撮影を再開しますが、席を囲むフレームがあるため、写真が撮りづらい…
モニターのサイズは23インチと大きいのですが、席から離れているので、それほど大きいとは感じません。
席の横には小窓。
小窓の上には読書灯。
シート回りのパネルは、木目調で高級感がありますが、操作ボタンやリモコンが年季を感じさせます。
イヤホンやUSB電源。
スリッパ、アイマスク、靴下。
短距離路線なので、アメニティポーチはありません。
ヘッドホンは、Bang&Olufsen(バング&オルフセン)というメーカーのもの。
テーブルはかなり大きいですね☆
機内誌や免税品カタログ。
窓側の席を見ると、窓が3つあることから分かるように、1席分の領域はかなり広いです。
高級シャンパン クリュッグ
席に着いてすぐにウエルカムドリンクを何にするかの確認があり、シャンパンを注文。ドンペリかクリュッグを選ぶことができたので、飲んだことのない「クリュッグ(KRUG)」をオーダー。
世界最高峰のシャンパンは美味しいなぁ~♪(←実は、よく分かっていない)
この後、機内のマネージャー(男性)の方も挨拶に来られ、機材変更に対するお詫びの言葉がありました。
スイートクラスの機内食メニュー
スイートクラスの機内食メニューを確認しておきます。
9:55発という時間帯からブランチ(BRUNCH)メニューになっています。メイン料理は4種類の中から選択可。
シャンパン&ワイン。
シャンパンは、ドンペリとクリュッグの両方を飲むことができるという幸せ♪
紅茶は、シンガポールが誇る高級紅茶TWG。
お茶の種類はかなり豊富♪
窓側の席
スイートクラスは全12席で、搭乗客は、私達を含め4名程でした。
飛行機はほぼ定刻通りに出発。安定飛行に入ると、ドリンクとナッツの配布サービスが始まりました。
ドリンクは確か、シンガポールスリングにしたような…
機内食が運ばれてくるまでの間に、窓側の席を確認しに行くことに。
改めて見ると、茶色を基調とした落ち着いた雰囲気で、かなり高級感がありますね。
シートを倒したときにオットマンとなるスペースにもシートベルトがあるので、向かい合わせで座ることもできるみたい。
それぞれの席がボックス型になっているので、プライバシー性は高いです。
2階に上がる階段は、行き来できないようになっていました。
スイートクラスの機内食
しばらくすると、お待ちかねの機内食タイム♪
テーブルに白いナプキンが敷かれ、お皿、ナイフ、フォーク等が並べられます。
完全に空の上の高級レストランですね♪
最初に運ばれてきたのは、みずみずしいフルーツ盛り合わせとオレンジジュース。
温かいパンは、選ぶことができます。
フルーツヨーグルト。
友達は、ヨーグルトではなく、ココナッツとチアのプディングを選択。
メインの料理は、シンガポール航空の誇る機内食の事前オーダーサービス「ブック・ザ・クック(BOOK THE COOK)」で、ステーキを注文していました♪
柔らかくてものすごく美味しかったのですが、かなりのボリュームで、しかもまだ午前中ということもあり、結構残してしまいました…
友達は、ブック・ザ・クックでラム肉を事前オーダー。
こちらもかなりのボリューム!
食後のデザート☆
食後のコーヒーでフィニッシュ。
う~ん、大満足♪
今度は、ブランチではなく、ランチタイムかディナータイムで食事を楽しみたい(・∀・)
ダブルベッド
旧型スイートでもダブルベッドができるということだったので、食後に、CAさんにお願いして、ベッドを作ってもらいました♪
テキパキ作業をされて完成したベッドがこちら!
ダブルベッドというよりは、シングルベッド2つという感じ(笑)
枕が2つもあるのが贅沢。そして、ベッド仕様でもちゃんとシートベルトができるようになっているんですね!
見知らぬ二人が中央の席になった場合には、かなり気まずい気がしますが、中央にパーティションがあり、間を仕切ることができます。
扉を閉めると個室になり、誰にも邪魔されることなく過ごすことが可能。
到着間近まで、ベッドに寝っ転がって映画を見ていましたが、本当に快適でした☆
あっという間に香港へ
のんびり過ごしていると、機体が香港に近づいてきました。
CAさんがベッドにした席を元の状態に戻しに来たので、窓側の席に移動。
香港までのフライトは4時間。無事に香港国際空港に到着。
旧型スイートでしたが、やっぱりファーストクラスは凄かったです☆
感想
飛行機の座席の中で最上級のファーストクラス。その中でも評価の高いシンガポール航空A380のスイートクラスに搭乗しました。
ドアを閉めると個室になるシートや、寝具をセットしたベッドはめちゃめちゃ快適♪香港までの4時間は本当にあっという間でした。
今回は、突然の機材変更で、旧型スイートになってしまいましたが、シンガポール航空が旧型スイートから新型スイートへの改修を進めていることを考えると、いずれ無くなってしまう旧型スイートに搭乗できて良かったと思うように。
コロナが収束し、再びA380が飛ぶようになれば、次回は新型スイートに搭乗して、新旧スイートの違いを楽しもうと思います(・∀・)