2024/01/21
1月7日から3月18日まで行われている「第51回京の冬の旅 非公開文化財特別公開」。
今回は建仁寺の久昌院に行ってきました。
「久昌院」と書いて「きゅうしょういん」と読みます。
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で建立は1202年。
久昌院は、建仁寺の塔頭寺院で、徳川家康に仕えた武将、奥平信昌の菩提寺として創建されたそうです。
門をくぐり、受付で料金を払って中に入ります。
建物の中に入ると、初めに見事なお庭が目に飛び込んできます!
心字池という池を中心とする池泉鑑賞式庭園で、生垣の奥の松林を借景としているので、奥行きのある庭園となっています。
庭園の前方左奥には、建仁寺の法堂が見えます。
この久昌院には、普段非公開の「長篠合戦図」の襖絵があります。
長篠合戦図は、織田・徳川連合軍と武田軍による長篠の戦いを描いたもので、寺宝となっています。今回の特別公開では拝見することができますが、残念ながら写真撮影は禁止でした。
他の見どころとして、書院や茶室がありましたが、これらも写真撮影は禁止でした。
今回も見どころが多く、良かったです。
建仁寺久昌院
<住所>
京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町597
<行き方>
・京阪電車「祇園四条」駅下車、徒歩約8分
<地図>