2024/01/21
1月7日から3月18日まで開催されている「第51回京の冬の旅 非公開文化財特別公開」。妙心寺では、「大雄院」、「養徳院」、「大庫裏・経蔵」の3つの特別公開が行われています。
妙心寺は、臨済宗妙心寺派の大本山で、広大な境内には、40くらいの塔頭があります。
今回は、その中の1つの塔頭寺院である大雄院に行ってきました。京の冬の旅初公開です。大雄院は、「だいおういん」と読みます。
門をくぐり中に入ると、左手に御朱印所があります。拝観は、正面へ。
大雄院は、尾張藩の家老、石河光忠(いしこみつただ)が父の菩提を弔うために建立した寺院。客殿には、江戸末期から明治初期の漆芸家・蒔絵師の柴田是真(しばたぜしん)が描いた襖絵72面が残っています。
建物の中に入ると、ガイドの方が説明を始めたところでした。襖絵や、観音図、猿が描かれた「滝猿図」などを間近で見ることができます。これらの写真撮影は禁止でした。
庭園は写真撮影OKです。
奥の間の前には池もあります。妙心寺境内では、池のある庭園は珍しいそうです。
中庭には雪が残っていました。
当然のことながら靴を脱いで中を見て回るのですが、寒くて足が冷たかった-。
妙心寺 大雄院
<住所>
京都市右京区花園妙心寺町52
<拝観時間>
10時~16時
<行き方>
電車で行く場合、京都駅からJR嵯峨野線の花園駅下車で、妙心寺の南総門まで徒歩約5分。南総門から大雄院までは徒歩約5分。バスで行く場合は、京都駅から市バス26系統に乗り「妙心寺北門前」下車で、大雄院までは徒歩約3分。
<地図>